東京学芸大学教授 中村 和弘
私が勤めていた東京学芸大学附属世田谷小学校では、30年ほど前に『今、なぜ「一斉学習」なのか』(東洋館出版社、1987年)という本を出版している。
当時は、個別化・個性化教育の取り組みが盛んな時期であり、その時代の中で、あえて一斉授業の良さを見直し、「一斉」だからこそできることはないかという、授業実践の模索がまとめられている。
改めて本書をひもといたとき、そこに打ち出されている「相互啓発」というキーワードが新鮮に映る。……
Source: 教育新聞
(円卓)思考としての対話の充実を

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